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~あったらいいなこんなシステム~「ネット投票」

こんにちは(^o^)営業事務の高木です!

もう11月で今年もあと少しですね~。
夜は冷えるのでもうモコモコあったかグッズを続々と解禁していってます。笑

そういえば10月31日に衆議院選挙がありましたね。
今回も投票しに行きましたが、正直行くのが面倒くさいなと思いながら行ってます。
(家族など誰かがいるから行くけど、1人なら行かない可能性大いにあり)

更にコロナのこともあり、可能な限り人との接触や外出は避けたいと思う人も多いはずです。
その為、切実にネット投票が早く始まらないかなと思います。

デジタル庁も発足したし、もしかしてネット投票が実現するかもなーんて、淡い期待は見事に打ち砕かれました。。。
その理由は大まかに3つあります。

セキュリティー面などの不安要素

出したら切りがないですが、ざっと思い当たることを挙げてみました。

  • サイバー攻撃や不正アクセス
  • アクセス集中によるサーバーダウン
  • 二重投票やなりすまし防止
  • 投票結果の改ざん対策
  • 個人情報の保護

こういった問題の対策は必須です。
過去に一律10万円給付金オンライン申請で相次いだトラブルや某メガバンクで多発したシステム障害のようなことはあってはなりません。

選挙は公正・公平が大原則で、大きなミスが起きれば信頼回復は容易ではないこともあり、実現に踏み切れないのかなとも思います。

ネット投票が実現した際の新たな選挙違反

現状、立会人による監視がある投票会場での投票だと、誰が誰に投票したかは有権者本人にしか分からず「投票の秘密」は守られています。

仮に「この人に投票してください」と要請されたとしても、投票の場面では自由意志による投票ができ、誰に投票したかを知られずに済むのが現在の仕組みです。

しかし、ネット投票だと投票会場のような監視の目が入らないところでも、端末から投票できるようになり、特定の場所に人を集めて「あなたが投票するのを見届けるから、今この場でこの人に投票して下さい」という強要が成立してしまう恐れがあります。

この問題はネット投票を実現させる場合は必ず対策が必要ですし、非常に難しいと思います。

ネット投票が実現することで得票の傾向が変わる

予想はしていましたが、やはり傾向が変わるという懸念はあるようです。
現に唯一ネット投票を継続的に実施しているエストニア共和国では、導入前だと導入後で大きく変わってしまったという事実もあります。

もちろん状況証拠だけで証明はできませんが、ネット投票に踏み切らない国がほとんどだという現状です。

以上、ネット投票についてのお話でした。
実現するかも怪しいところはありますが、少なからずまだ遠い未来の話ですね。。。

皆さん面倒でも有権者としてどうせ変わらないからと諦めず、投票しに行きましょう!!

高木

執筆者

Sales Supporter

高木