こんにちは。HappyLifeCreatorsサポート担当の大谷です。
速いもので、ブログを書かせていただくようになって、今回で4回目。
そろそろ慣れてもいい頃合ですが、毎回どうやるんやったっけ・・・?
と前回の記憶がオートクリーンアップされるお年頃。
青魚に含まれるDHAは記憶力アップに良いらしいです。
魚好きでめっちゃ普段から食べてるんですが、まだ足りないらしい。
水族館のオットセイばりにバケツ一杯いかなアカンのでしょうか。
と、なんだか最初から結びの文的なスタートとなってしまいましたが、そろそろ本題にいきましょう。
今日のテーマはこちら、
CRON
です。
CRONとは?
CRONとはUNIX系のOSに用意されているプログラムの一つで、いついつ、どのプログラムを動かすかを事前に指定しておくことで、指定通りの時間に実行してもらう事ができます。
CRONの設定
CRONに設定を行うには、以下のコマンドを実行します。
crontab -e
パラメータの -e を間違って -r と指定して実行してしまうと、設定が全て削除されてしまいます。ご注意を!
crontab -e を実行すると、エディタが開き、編集できます。
スケジュールの登録には書き方に決まりがあり、そちらをご説明します。
実行スケジュールの指定方法
スケジュールを指定するには、以下のように記載します。
* * * * * 実行するプログラムのパス
*が5つ並んでいますが、これは左から、分、時、日、月、曜日を表します。
例えば以下のように設定した場合、
0 0 1 1 * 実行するプログラムのパス
1月1日の0時0分に指定したプログラムが実行されます
0 0 1 * * 実行するプログラムのパス
毎月1日の0時0分に指定したプログラムが実行されます。
0 0 * * * 実行するプログラムのパス
毎日の0時0分に指定したプログラムが実行されます。
続いて曜日の指定方法です。
先ほどご説明したとおり、左から5番目が曜日となっています。
対応する数字を指定する事で、曜日を指定できます。
- 0 = 日曜日
- 1 = 月曜日
- 2 = 火曜日
- 3 = 水曜日
- 4 = 木曜日
- 5 = 金曜日
- 6 = 土曜日
- 7 = 日曜日
なぜか日曜日だけ0と7の二つで指定できるようになっています。
例えば以下のように指定すると、
0 0 * * 1 実行するプログラムのパス
毎週月曜日の0時0分に指定したプログラムが実行されます。
複数値の指定方法
各項目には複数の値を指定することも可能です。
このように指定すると、
0,30 * * * * 実行するプログラムのパス
毎時0分と30分に指定したプログラムが実行されます。
範囲での指定方法
各項目には値の範囲を指定することも可能です。
0,30 1-3 * * * 実行するプログラムのパス
1時~3時の0分と30分に指定したプログラムが実行されます。
間隔での指定方法
各項目には実行間隔で指定することも可能です。
*/30 * * * * 実行するプログラムのパス
30分ごとに指定したプログラムが実行されます。
いかがでしたでしょうか。
私は日本人のせいか、パッと見て並びがすんなり入ってこず、設定をするたびに一番左が何やったっけ・・・と毎回調べる羽目に会いますが、それさえわかれば設定は単純なので、あまり迷うような事は無いと思います。
それではまた!