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印鑑がいらない!そして電子署名問題

総務担当の森井です。

今回は、事務手続き関係で、ハンコいらなくなったよねー!嬉しいよね!!っていう話をしようかと思います。

コロナ禍で、在宅勤務が急ピッチで進められていた中、事務担当者の「ハンコを押すためだけに出社しなければならない」という話がありましたよね。
わかる~
ハンコさえなければ!!何度思ったことか!!

そんな状況を、政府が気の毒に思ってくださったのか(違う)令和2年12月21日に閣議決定され、令和3年4月1日から、押印義務の原則廃止が始まりました。

会社の手続き関係で押印不要になったもの、ざっとこんな感じ・・・?

・入社手続き届出:健康保険、厚生年金保険、雇用保険の資格取得届
・退職手続き届出:健康保険、厚生年金保険、雇用保険資格喪失届、離職票
・労災保険 療養補償給付、休業補償給付など (病院の証明押印は必要)
・キャリアアップ助成金、雇用調整助成金の申請書など
・就業規則の届出、時間外休日労働協定届(36協定)、変形労働時間制協定届など
・健康保険組合への届出

などなどなどなど!
その他、納税証明書の委任状までも!
(ちなみに、離職票については、今まで5箇所押印が必要でしたが、訂正印のみでよいため、1箇所になりました。1箇所はいるんだね、うん。)

これだけでも、毎回「おぉ!いらないのか!」「印の箇所がなくなっている・・・!」と改めて感じます。

いや、中には、「え?印鑑押さなくて大丈夫なやつ?誰でもできちゃわない?」と不安になるやつもあるのですが。
でも、押印不要の切り替え時に、どれだけの人が残業して制度や書類を作ったのだろう、と思いを馳せてしまうのです。

ありがとうございます!ありがとうございます!

電子署名問題

加えて、政府は、諸々の手続きを電子申請で推し進めているのですが、電子署名がいるんだよなぁ。。。

これがなかなか、中小企業には手が出しづらい(特にうちみたいな規模の会社からすると)

現時点では、大企業のみに義務化されていますが、数年後には中小企業も義務化になるようです。
何度か、電子申請してみよっかな!とトライしたこともあるのですが、

・そもそも電子署名がいるじゃないか!
・え?これイチから入力するん?書いた方が早いわ!
・めちゃくちゃ見づらい!

などで断念しています。
義務化になった際には、いろんなことがクリアになっていて、電子申請最高じゃないか!となっていますように・・・

森井

執筆者

General Affairs

森井